歴史

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敵を英雄にしたがる徳川 (3) 名家を集めたがる

みんな英雄だけど俺が一番 こう考えると、敵を「手強い相手」として描き、なんなら英雄化してしまう徳川史観は、異質なものに見えてくるのではないでしょうか。 もちろん、日本にも敵を「無能・悪人」と描く例はありますが、逆に「持ち上げる」というのは、...
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敵を英雄にしたがる徳川 (2) 真田幸村を持ち上げる

敵の長所を吸収する 徳川家は武田の軍事機構を取り込みましたが、政治機構はどうしたかと言えば、北条家のそれを取り込みました。 その意味では、武田家ほどではありませんが、北条家も徳川の一部になったと捉えられます。 そうなると当然、北条家の評価も...
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敵を英雄にしたがる徳川 (1) 武田家を持ち上げる

歴史は勝者が描く物語 歴史は勝者が都合よく書くものです。 historyという言葉の通り、勝者の(his)物語(story)であって、事実ではありません。 なお、ギリシャ語のhistoria(調査・記録)に由来するとも言われます。 歴史には...
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乃木希典は本当に無能だった? (2) 旅順要塞 203高地

プレヴェン要塞との比較 旅順の比較対象となり得るものは、セヴァストポリほどではないですが、実はほかにもあります。 それは露土戦争で重要な戦いとなったプレヴェン要塞です。 規模としては、セヴァストポリの半分程度ながら、これもまた貴重な事例にな...
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乃木希典は本当に無能だった? (1) 旅順要塞 203高地

司馬史観 日露戦争を描いた「坂の上の雲(司馬遼太郎著)」を読んで、心を震わせた日本人は多いでしょう。 私も20代の頃にこの作品を知って感激し、「司馬史観」なるものを疑いもせず信じていました。 よく史料を引用する一方、しれっと創作を混ぜたりす...
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ハリスの両替詐欺? (2) 万延小判 深刻なインフレ

銀が足りない 金銀比価に歪みがあるまま、条約を締結して開国すれば、金が大量流出するであろうことを、幕府は交渉時から理解していました。 そのため急いで対策をとり、歪みを修正するのですが、その副作用は甚大なものでした。 理想的な対策は、一分銀の...
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ハリスの両替詐欺? (1) 金の大量流出

「黄金の国」の終わり 米国の駐日公使であるタウンゼント・ハリスは、不平等条約を押し付けた外交官というイメージがあります。 日米修好通商条約によって、日本にあった巨額の黄金が流出し、失われてしまったことから、私も良いイメージは持っていませんで...
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薩長土肥の「肥」は何をした? (3) 枝吉神陽 義祭同盟

数学が近代兵器を作る 鍋島直正は、破綻寸前だった佐賀藩の財政を立て直した上、日本屈指の技術立国に育て上げました。 それだけでなく、教育にも大きな成果を残しています。 というより、正しくは財政を立て直して、人材を育てたからこそ、軍事・工業技術...
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薩長土肥の「肥」は何をした? (2) 蒸気船 三重津海軍所

身分より技術を 鍋島直正は反射炉のほかに、蒸気船の建造にも成功しています。 嘉永6年(1853年)にペリーやプチャーチンが来航しましたが、その2年後には蒸気船「凌風丸」を建造しているのですから、これは驚くべき早さと言えます。 ここにも直正の...
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薩長土肥の「肥」は何をした? (1) 反射炉 火力戦力

明治維新の勝ち組として「薩長土肥」という言葉が有名です。 薩摩・長州・土佐は分かりますが、肥前(佐賀藩)が何をしたかは、意外に知られていないかもしれません。 薩長土は、それぞれに派手なイベントや悲劇がある一方、肥はいつの間にかヌルッと出てき...